猪苗代湖は福島県のほぼ中央に位置する湖で、周囲を磐梯山や安達太良山などの豊かな自然に囲まれています。
また白鳥の飛来地としても知られており、周囲には温泉や、この地方の出身である野口英世の記念館などの観光施設もあり、多くの観光客や登山客、温泉客などが1年を通して訪れています。
冬は周囲の山々でウインタースポーツを楽しむことができますし、夏には猪苗代湖で泳いだり、遊覧船に乗って自然を眺めたりすることもできます。
今回は、そんな猪苗代湖周辺を訪れる際におすすめの宿をピックアップしてみました。自然の中でリフレッシュできる宿を厳選しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
露天風呂から猪苗代湖畔に沈む美しい夕日が見える宿「レイクサイド磐光」
「レイクサイド」という名前の通り、猪苗代湖畔の目の前にあるホテルです。夏場、湖水浴をする時には、着替えやタオルなどをすぐにホテルに取りに戻ることができて大変便利です。
晴れた日の夕暮れ時にはホテルの対岸に沈む美しい夕日が見られるので、ちょっとホテルから出てみるのも良いですし、ホテルの露天風呂から眺めるのもおすすめです。ちなみにお風呂は天然温泉です。
ホテルの目の前には猪苗代湖畔駅がありますが、残念ながら現在は営業していないので、猪苗代駅で降りてタクシーを呼ぶか、あらかじめホテルに送迎を頼んでおくのが良いでしょう。
猪苗代湖をのんびりと遊覧するのがおすすめ「レイクサイドホテル みなとや」
こちらのホテルも猪苗代湖のすぐ目の前にあるのですが、1つ目に紹介した「レイクサイド磐光」のほぼ対岸の会津若松市に近い場所にあります。
湖水浴場が目の前にありますし、遊覧船の乗り場も近いので、スキーシーズン以外の夏に訪れてもいろいろと遊べておすすめです。
遊覧船のデッキからは磐梯山がきれいに見えますし、遊覧船自体も白鳥や亀の形をしていて、大人も子どもも楽しめます。
猪苗代湖は日本で4番目に大きい湖というだけあって遊覧には30~40分かかりますが、自然の風を感じながら良い景色を眺めてのんびりできると人気のアトラクションです。
ホテル周辺のアトラクションが充実「ホテルリステル猪苗代 本館コンドミニアム」
ホテルの敷地内にキャンプ場があり、キャンプファイヤーや星空観測が楽しめます。
その他にもハーブ園やカヌー乗り場、気球体験など周辺のアトラクションが充実していて、遠くまで行くことなく、ホテルの近場で一日中遊びまわることができます。
また月替わりで桜の名所や五色沼などの観光地を訪れることができる半日バスツアーも開催していて、自分で行くよりもお得に季節の観光名所を廻ることができるのでおすすめです。
JR猪苗代駅から15分間隔でシャトルバスが出ているので、車が無い人でも行きやすいホテルです。
ゆったり過ごしたい方にぴったりの隠れ家風温泉宿「御もてなしの宿 悠ゆ亭」
1日5組限定のゆったり過ごせる人気温泉宿です。お風呂は部屋ごとの貸切が原則ですので、他の人の目を気にせずゆっくりと浸かれます。
貸切温泉もさることながら、地元の食材を使った料理が人気で、夏はイワナの塩焼き、冬は牡丹鍋など季節に応じた食事を出してくれます。
ご主人自らが目の前で打ってくれる蕎麦はコシがあり、これを目的に来る方もいるほど。福島県の美味しい地酒を置いているという点でも高評価です。
周囲にコンビニや自販機などがありませんが、それが返って普段と違う生活を送れるので良いという声も。猪苗代湖からは車で10分ほどと少し距離がありますが、自然の中でゆっくりしたい方にはおすすめです。
知識豊富なご主人のツアーガイドがおすすめ「ペンション ぽぽんた」
登山やトレッキングをする人たちに人気の宿です。宿のご主人は福島県のツアーガイドもされている方で、ガイドをお願いすると大地の成り立ちから会津の歴史まで、いろいろな話が聞けて面白いです。
季節によっては水辺を歩いたり泳いだり、山に入って山菜取りができたりもするので、泊まる時期が決まっている人は、その時に何ができるかを予約の際に聞いてみるといいですよ。
猪苗代湖までは車で約5分、歩いても30分もかからないぐらいなので、街をぶらりと歩いてみるのもおすすめです。途中には野口英世記念館や会津民族館などの観光スポットもあります。
まとめ
自然豊かな猪苗代湖の周辺では、宿から程近いところで登山やトレッキングができたり、遊覧船やカヌーなどのレクリエーションも多いので、大人も子どもも退屈せずにすみそうですね。
自然の多い場所では季節によって見える景色が違ってきますので、何度訪れてもまた違った風景が見られて楽しめると思います。
普段の忙しい生活から離れて、ぜひとも自然の中でリフレッシュしてください。